★チョコ話(その2)★
僕ね、お留守番の時もひとりで遊べるんだよ。
それにママが眠ってる間もひとりで遊んでいるんだよ。
ちっちゃい頃は、寂しかったけど、でも、僕ね・・・たくさんのお友達できちゃった。
ある日、リビングのソファーの横の僕のおもちゃ箱にいるたくさんのぬいぐるみさん達に
『君たちは、お友達がいっぱいいていいなぁ・・・』って寂しくて泣きながら話しかけたら
『僕たちがいっしょに遊んであげるから泣かないで・・・』って
おもちゃ箱からみんなが出てきたんだ。
それから僕たちは、いっしょに踊ったり歌ったりしながら遊ぶようになったんだよ。
ママが、帰った時や朝起きた時にリビングやベットのまわりに
ぬいぐるみさんたちがいるのは、そのせいだよ。
みんな僕と遊び疲れて眠ちゃっうんだ・・・。
だから、ママ・・・・ 『こらっ!チョコ・・・また、部屋中ぬいぐるみを散らかして!・・・』ってあんまり怒らないでね。 みんな僕と遊んでくれて疲れてしまってるんだから・・・ ママだって、僕と鬼ごっこしたら、すぐ疲れてしまうでしょ? それに、ママこそ自分の本やお洋服散らかさないでよ・・・ 僕たちが遊ぶのに邪魔なんだから・・・ ★『チョコとママの家』のTOPに戻る ★チョコ話(その3)に戻る |
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